TVや雑誌、最近ではネットにまでも、健康に関する情報は盛りだくさん。色んな流行があったり、ニュースを見たりするけれども、本当に正しい情報を取り入れて、不正確な情報に惑わされないようにしましょう。(2008.9.27)
まずは、書くのも恥ずかしいくらいの簡単な作り方のメモを。
中身は、日々フレッシュジュースで飲んでるので、綺麗に洗った皮だけをラップに包んで取っておきました。
(ジュースレシピはページの下の方にあります)
皮を刻み、一旦熱湯でさっと茹でて苦味を緩和させます。苦味が苦手な方は、何度かすると良いらしいのですが、私は柑橘系のほろ苦さが好きなので、1回で。
鍋に水気を切った皮と、皮の重量の60%の砂糖を入れて、とっておいた種を2,3粒(ペクチンをこれから取ります)中火で煮ます。
もしアクが出たら取りましょう。
煮詰まってきたら出来上がり。
保存することを目的とせず、私の場合は10日ほどで使い切ります。
確か、柚子の皮4,5個分ほどで、小さなジャムの空き瓶にぎゅうぎゅうづめの量が出来上がりました。
瓶は煮沸消毒をして、冷蔵庫で保管です。
ちょっと食べてみると、すーっと強い爽やかさと、ほろ苦さとがいい具合。
色々なお楽しみが生まれました。
プレーンヨーグルトに乗せてみました。
実際食べる時にはかき混ぜて、ゆずのしゃっきりした風味を行き渡らせます。
朝ごはんにも、午後の眠気覚ましのおやつにも、いつでもおススメです。
家のヨーグルトは、スキムミルクで作るスーパースキムミルクヨーグルトのため、もともとまろやかな味わいですが、ゆず風味でシャープなヨーグルトに変身しました。
イングリッシュマフィンをよく焼くので、おやつに食べました。
バターを柔らかくして、ゆずマーマレードを混ぜて挟みます。
イングリッシュマフィンが油脂が少ないリーンな生地なので、バターのコクと、ゆずマーマレードの爽やかさとが合い、いくつでも食べられそうな危険な組み合わせです。
今度は、ゆずマーマレードに、ハーシーのチョコレートシロップをかけてみました。
チョコレートシロップには、はやり油脂分が含まれるので、全体的なコクを補います。
オレンジピールとチョコレートが合うのと同じように、ゆずもチョコレートと好相性です。
コンフィチュール(パイナップル、パパイヤ、マンゴー)にプラスして。
トロピカルな味わいに、爽やかさが増し、引き締まった風味も加わりました。
コンフィチュール自体も無添加なので安心です。
バターケーキに焼きこんだもの。
カトルカールと云う、小麦粉、砂糖、バター、卵を等しく配合します。
ゆず風味のリッチな生地に、スライスしては試食の手が止まりません。
使用したのは、11月頃から出回る黄ゆずです。
ビタミンCが豊富に含まれるほか、今回活用した皮には、ビタミンA・・・特にクリプトキサンチンが多く含まれます。
一般的に、がんを予防する成分として知られますが、まだマウスの実験段階にとどまっているようで、もっと研究が進んでヒトでの効果が明らかになるといいなあ、と思います。
最近の(独)農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所の発表によると、「β-クリプトキサンチンを豊富に含むミカンの摂取が閉経女性における骨密度の低下に対して予防的に働く可能性が示唆され」たとのことです。(2007年9月28日発表)
骨粗しょう症は、年齢を重ねていく女性にとっては、切実な問題。
これからの因果関係が、解明されていくことを期待します。
まあ、一つの食品・成分を過信せず、色んな食品をバランスよくおいしく頂く中で、それぞれの食品に含まれる成分がうまく作用してくれると嬉しいですね。
Juice + Life ゆずを使ったフレッシュジュースレシピ集
独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所