野菜ソムリエノート

赤米の里(岡山)の体験レポート

高原マーケットかようと同じ岡山から、減農薬野菜を取り寄せてみました。(2008.2.15)

赤米の里の特長

店名からも判るように、古代米のひとつである赤米を栽培する岡山県の南部のお店です。
今の店長さんは、4代目で、約100年続く老舗の八百屋さんだそうです。

赤米にも興味があったのですが、まずは野菜を頼みたくて。
後日、お米も頼んでみましたが、こちらも美味しく頂きました。

基本的なこと

他の楽天のショップと内容が重複しますが、こちらにも記載しておきます。

楽天で見つけたので、一回ごとに、好きなタイミングで注文することが出来ます。
楽天市場へ出店しているので、ポイントを利用できますし、クレジットカードでの支払いも可能です。
手数料がかからない形でのカード払いを出来るだけ我が家では利用しているので、カードで支払える利点は重要です。

その他、楽天バンク、銀行振り込み、代引き、イーバンク決済など、一般的な支払い方法は一通り使えるようです。

送料は、配送形態が同じで1配送先につき10,000円以上の注文で無料、それ以下は、地域によって違います。

取り寄せた内容と利用法

私が選んだのは、減農薬おためし野菜セット2,280円。送料込みでした。

だいこん1本、にんじん3本、トマト3個、山芋1本、ごぼう2本、れんこん3節、きゅうり5本、きゃべつ1個、じゃがいも4個(大2個、中2個)、ピーマン1袋(5個くらい)
ごぼうとにんじんは、定番のきんぴらに。
定番だけど、この時には、ウォーターソテーという方法を使って、あっさりと仕上げました。

フライパンの表面を薄く覆うくらいの水を入れて沸騰させた処に、ごぼうやにんじんを入れてじっくりと炒めるだけなのです。とっても簡単!
水がなくなってきたら、少し足して。この足す時に、だし汁を使って、味を染み込ませます。
仕上げに酒、醤油、みりんで味付けて出来上がり。水に溶け出した旨さがまた野菜に染みるのか、味がより濃く感じます。
きゃべつと山芋があったら、お好み焼きみたいなのも作りたくなります。お約束といいますか。
2人分で6枚のキャベツを千切りにして。


明太子スパゲティに、れんこんを使いました。
2人分で1節分。
さっと茹で、熱々の処へパスタと辛子明太子を絡めて、海苔をトッピング。

手早くささっとできるお助けメニューです。
ル・クルーゼでしゃぶしゃぶにしてみました。
大根は1/3本ぶん、にんじんは1本分を、ピーラーで短冊状に長細く削ります。
しなやかな食感を、さっとしゃぶしゃぶすると甘みも増して美味しい。
野菜をあっという間にたくさん食べられるワザです。
トマトもきゅうりも自分では、冬場に絶対買わないので、少し悩みましたがサラダに。

トマトはくし切り、きゅうりは千切り。炒り卵に、ローストして砕いた胡桃をマヨネーズで合わせてソース代わりに。
れんこんと山芋のにんじんマヨネーズ和え。
れんこんはさっと茹でて。山芋は短冊に切り。
にんじんは、すりおろしてマヨネーズで和えて、ソース代わりに。
ビタミンCを破壊する酵素アスコルビナーゼの影響を受けないために、食べる直前にすりおろします。マヨネーズの酸の働きで、この破壊力を抑えることを期待。
きゅうりと山芋の辛子明太子和え。
この時期は、辛子明太子があったので、野菜ともよく和えていました。
ピリ辛味で、いくらでも食べられます。
れんこんは、ツナと一緒に中華風味のノンオイルドレッシングでソテーしました。
お好みのドレッシングで炒めてみるのもお勧め。

市販のドレッシングは普段購入しないのですが、モニターで当たったので、色々とソテー物に使ってます。ドレッシングとしてだと、全然使い切れないのです。
キャベツは千切りに。
ベタですが、我が家ではこれがいくらでも食べられるんです。
ステーキに添えた、にんじんとピーマンはソテーで。

右端に映ってるのは、アピオスと云うマメ科なのに、ほっくりとした甘いお芋のような不思議な野菜です。
自給自足にちかい暮らしをしている方から、譲り受けて頂いて楽しんでいます。
残りの大根は、だしでふっくらとに含めました。
ゆず胡椒でシンプルに食べると、これがたまらなく美味しい・・・。
キャベツとにんじん、ピーマンを使って、殆ど野菜炒めのようなペペロンチーノ。
パスタの量<野菜の量 という、たっぷり野菜主義のための一品です。


赤米の里の所感

今回は、自家用に作った減農薬のお野菜のセットということで、やはり無農薬よりも味は薄い気がします。
ますます確信しました。
ダンボールの内容のボリュームを見ていただいても判るとおり、減農薬野菜の価格は割と安いです。
それだけ農薬を使ったわけだし、安定はして生産できるんだろうなと感じました。

きゅうりの傷み方が早くて、4日目で3本しなしなになっていました。
冬場だったし、きゅうりになかなか手が出なかったのもいけないんですが・・・残念だし、もっと早く食べればよかったと激しく反省しています。

岡山は、日照がいい土地柄なのか、農作物全般的に名産なのですね。
道の駅でも感じましたし、ネットでも容易にたくさんのショップを見つけることができます。

農薬等の使用回数

まったく回数は明記されていないので、不明です。
「より無農薬に近い減農薬」という表記をサイトでしていますが、具体的には全くわからない状態です。
この辺りの表記の手間をかけていないことも、価格が安いことにも繋がってるのでしょうか。

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